【妙高市】新緑の風物詩! 妙高山に早くも「山」の字の雪形が出現しました
妙高山の雪形といえば、上越市や妙高市新井地区から見ることのできる「跳ね馬」が有名ですが、毎年5月中旬から6月上旬にかけて、妙高山の山頂付近に現れる「山」の字の雪形をご存じでしょうか?
妙高高原側からしか見られないこの「山」の字は、なんと江戸時代から各種出版物にも書かれるほど、昔から知られていたようです。
妙高高原地域では、「山」の字の出現が農作業を始める目安ともいわれていますが、今年は雪解けが早く、去年に比べて20日も早い出現となった「跳ね馬」と同様に「山」の字の出現も少し早いように感じます。
日本百名山の一つでもある妙高山は、別名「須弥山(しゅみせん)」とも呼ばれています。須弥山とは、仏教世界において、世界の中心にそびえる高い山のことを意味しています。
「山」の字も筆で書いたような力強さがあり、まさに須弥山たる由縁を表しているかのようですね。
四季折々の景色が美しく、人々を魅了する雄大な妙高山。皆さんも妙高高原方面へ訪れた際は、「山」の字の雪形を探してみてはいかがでしょうか?
写真を撮影した妙高市大洞原地区はこちら↓